歴史的な低迷のシーズンになってしまった、2024年の埼玉西武ライオンズ。
個人的にも、大変悔しいシーズンになってしまいました。
渡辺久信監督代行の退任も確実視され、
後任には、西口2軍監督が決定的となっています。
西口新監督を支える、2025シーズンのコーチ陣も気になるところです。
2024年の歴史的低迷、コーチ陣も刷新されていくことになると思います。
そこで、この記事では、西武ライオンズ 2025年シーズンのコーチ陣を予想してみたいと思います。
若干、個人的な願望も入っているので、その辺も踏まえてみていただければ嬉しいです(笑)
西武ライオンズの2025シーズンのコーチ陣を予想!
2025シーズンのコーチ陣の予想の前に、2024シーズンのコーチ陣を確認しておきたいと思います。
ここからは、2025シーズンのコーチ陣の予想をしていくよ!
ヘッドコーチ
ヘッドコーチについては、多くの記事で、
元ソフトバンク・ロッテでも、コーチをされていた
鳥越 裕介氏の就任が決定的になっています。
鳥越氏は、
- ソフトバンクホークスで、2007年~2017年
- 千葉ロッテで、2018年~2022年
とコーチ経験豊富な方です。
ソフトバンク時代は、守備走塁コーチとして、今や盟主となった今宮健太選手を鍛えたことで有名です。
ロッテ時代にも、安田選手の三塁守備を徹底的に鍛え上るなど、
その手腕をライオンズでも、遺憾なく発揮してもらえれば嬉しく思っています。
また、選手と真剣に向き合う様子や、練習などでも妥協を許さない姿は、
少し緩んだ雰囲気のあるライオンズにとっては、良い影響を与えるのではないでしょうか?
監督就任が決定的となっている、西口監督とのタッグで、ぜひ、チームを鍛えていってもらいたいです!
打撃コーチ
2024シーズンの、打撃コーチは、
- 嶋 重宣コーチ
- 高山 久コーチ
の2名となっています。
ただし、2024年シーズン(142試合終了時点)の、
- チーム打率:211
- 得点:348
- OPS:574
という低迷っぷりを見ると、打撃コーチのテコ入れは必須になってくるかと思います。
個人的には、嶋・高山両コーチともに、変えていく必要があると思っています。
そして、新たな打撃コーチとしては、
- 和田 一浩氏(現中日一軍打撃コーチ)
- 小関 竜也ファーム野手総合コーチ
が良いと思っています。
和田コーチについては、現在、中日の打撃コーチをしているため、中日でのコーチ契約がどうなるのかという部分もありますが、
中日も監督の交代があるため、もしかしたら中日を離れる可能性もあります。
そうなった場合に、ぜひともライオンズのために力を貸してほしいと考えています。
中日では、現役ドラフトで加入した細川選手を覚醒させるなど、
右の長距離砲の育成に定評があると思います。
現在のライオンズでは、
- 長谷川選手
- 岸選手
- 野村大樹選手
など、もっと打ってくれるだろう右打者もいます。
和田コーチなら、そうした右打者をもう一段階上にレベルに引き上げてくれると思っています。
また、和田コーチは、西口新監督と同級生で、西口新監督の引退試合にも来ていた間柄です。
ここは、西口新監督との縁も含めて、ぜひライオンズのコーチをやっていただきたい人物の一人です。
もう一名の、打撃コーチはファーム野手の小関コーチが良いと思っています。
その理由としては、
- 現在のライオンズの野手陣の状況を分かっている人が一人はいた方が良い
- ファームから上がってきた選手は、比較的に1軍でも打っていた
からです。
2024シーズンは、ファームでともにベンチ入りしていた、小関コーチが1軍のコーチになることで、
西口新監督を支える体制としては、良いのではないかと思います。
野手陣の底上げは、本当に大変かと思いますが、
個人的には、和田・小関両コーチを2025シーズンの打撃コーチに推したいと思います!
2025シーズンの打撃コーチの情報が発表
2025シーズンの打撃コーチについて、新たな情報が発表されました。
新生西武の首脳陣が固まりつつある。来季1軍野手総合コーチとして仁志敏久氏(53)が入閣することが13日、分かった。
~中略~
また、1軍打撃コーチには球団OBでソフトバンクや楽天でコーチを務めた立花義家氏(65)が入閣することも判明。
日刊スポーツ 2024年10月13日より引用
2025シーズンの打撃コーチとして、
- 仁志 敏久氏
- 立花 義家氏
が、入閣することになりそうです。
仁志氏は、野手総合コーチとしての、入閣の見込みですが、打撃面での指導もあるかと思います。
個人的には、このお二人が、入閣するとは思ってもみませんでしたし、すごい期待したくなる陣容です。
仁志 敏久氏は、
- 侍ジャパンU-12(小学生以下)の監督
- 侍ジャパンのコーチ
- DeNAの2軍監督
など、アマチュアからプロまで、多方面での指導経験が豊富です。
その他にも、
- 野球解説
- 大学院での修士号の取得
など、外から野球を見る目も持っている方です。
- 現場での経験
- データなどの知見
をあわせもっている方だと思うので、ぜひライオンズの新たな知見を取り入れていってもらいたいと思っています!!
立花 義家氏は、
- ソフトバンクホークス
- 千葉ロッテマリーンズ
- 楽天イーグルス
など、パリーグの各球団でのコーチ経験がある方になります。
2004年 ~ 2007年にはライオンズでのコーチもされていました。
今現在は、韓国のサムスンライオンズのコーチをされています。
立花氏も、その手腕は確かなものがあり、ソフトバンクホークス時代には、
- 柳田 選手
- 栗原 選手
- 周東 選手
など、今や日本球界を代表する左バッターを育てたと言われています。
ライオンズにも、
- 西川 選手
- 蛭間 選手
- 山村 選手
- 滝澤 選手
など、これからチームを引っ張っていってもらいたい左バッターが多くいます。
そうした、選手を育て上げていってもらいたいです!!
投手コーチ
2024年シーズンの投手コーチは
- 豊田 清コーチ
- 青木 勇人コーチ
の2名となっています。
2024年シーズン(142試合終了時点)の投手成績は、
- 全体防御率:3.04
- 先発防御率:2.86
- 救援防御率:3.44
という結果になっています。
今井投手、武内投手、隅田投手の先発三本柱は、強力で、
渡邉投手、菅井投手、羽田投手と若い先発陣が投げる試合もありました。
- 高橋光成投手の不調
- 平良投手や甲斐野投手のケガ
などがあり、万全という状況ではありませんでしたが、2025シーズンに向けての持ち直しは、全然可能だと思っています。
なので、投手コーチについては、豊田コーチ・青木コーチ体制で2025シーズンも戦うと予想します。
というのも、2022年シーズンから、豊田・青木コーチ体制となっていますが、
投手陣については、毎年安定した成績となっています。
また、ブルペン陣についても、無理な連投をしないような運用ができているのも、
豊田・青木両コーチによるものだと思います。
投手陣については、2024シーズンに引き続き豊田・青木両コーチの手腕により、立て直しをしていってもらいたいと思っています!
守備走塁コーチ
2024年シーズンの守備走塁コーチは、
- 阿部 真宏 内野守備走塁コーチ
- 赤田 将吾 外野守備走塁コーチ
の2名でした。
内野守備走塁コーチ
まず、阿部内野守備走塁コーチですが、個人的には、退任の方向だと思っています。
2024年6月27日の大宮での試合で、長谷川選手とのやり取りが少し話題になっていました。
この試合後から、阿部コーチが本塁突入に対して、消極的になってしまったと思っています。
もちろん、阿部コーチ一人の責任ではないかと思いますが、
- 全体的な守備のミスが目立つ
- 走塁ミスによりチャンスがつぶれる場面が多い
というように、守備や走塁については、コーチを変えてみた方が良いと思っています。
2025年シーズンの内野守備走塁コーチは、
- 高木 浩之氏
が有力かと思っています。
高木浩之氏は、2020年シーズンまでは、ライオンズのコーチをされていました。
現役時代は、守備の名手として活躍しており、
何より、厳しさを持って、指導してくれる方だと思っています。
今の、些細なミスをつぶしていくにはもってこいの人材だと思います!
高木浩之氏については、目の調子があまり良くないという噂もあり、
現場復帰が叶うかわかりませんが、
西口新監督との同級生ということもあり、個人的に推したい方の一人です。
2025シーズンの内野守備走塁コーチの情報が発表
2025シーズンの内野守備走塁コーチついて、新たな情報が発表されました。
1軍内野守備走塁コーチにはオリックスなどでプレーした大引啓次氏(40)が入閣することも判明。
日刊スポーツ 10月13日より引用
なんと、2025シーズンの内野守備走塁コーチとして、
大引 啓次氏
が入閣することになりそうです。
大引氏に関しても、全く予想外で、ビックリしました!!
ライオンズの関係は、全くと言っていい程ないんではないかと思います。
ただ、大引氏についても、かなり期待できる方ではないでしょうか?
大引氏は、現役時代
- オリックスバファローズ
- 日本ハムファイターズ
- ヤクルトスワローズ
と、3球団を渡り歩いた選手です。
現役引退後も、
- 日本ハムの特別研修コーチとして、テキサス・レンジャーズ派遣
- 日本体育大学大学院に入学し、コーチング学を学ぶ
など、野球に対して様々な角度から携わっている方です。
プロ野球でのコーチ経験はない方ですが、コーチング論をしっかと学んでいる方なので、
その手腕をライオンズで遺憾なく発揮してもらいたいです!!
外野守備走塁コーチ
そして、赤田外野守備走塁コーチは、留任の方向だと思っています。
外野守備については、
- 西川選手
- 岸選手
- 長谷川選手
など、個人的には、目に見えてレベルアップしているのかなと感じています。
特に、西川選手は、一軍でセンターに固定されていますが、
最近では、守備範囲も広く、安心した守備を披露してくれています。
本人の努力もあるかと思いますが、赤田コーチの守備指導の賜物であるとも思っています。
外野の守備位置など、改善すべき点はあるかと思いますが、鳥越新ヘッドコーチとともに、
その辺は改善していくことができると思います。
打撃成績はともかく、外野陣の守備力については、向上してきていると思うので、
2025シーズンも赤田コーチには、頑張ってもらいたいです。
バッテリーコーチ
2024シーズンのバッテリーコーチは、
野田 浩輔バッテリーコーチ
でした。
炭谷捕手の復帰もあり、
古賀捕手、炭谷捕手、柘植捕手の3人体制で、大方まわしている印象の強かった捕手陣。
個人的には、古賀捕手がもう少し、上のレベルでやってくれるのではないかと期待していましたが、
やや、伸び悩んでいる印象があります。
そのためには、バッテリーコーチについても、変更があるのではないかと思っています。
そして、新たなバッテリーコーチとして、予想するのが、
細川 亨氏です。
FAでライオンズを去っていった細川氏ですが、リード面については、
野村克也さんから、
「2009年WBCの日本代表に細川を選ぶべきだ」と言われるほどの、高評価を得ていました。
特に、古賀捕手のリード面での成長については、細川氏から学ぶところも多くあるのではないでしょうか?
3月に開催された「ライオンズOB戦」にも、参加していた細川氏。
ぜひ、ライオンズの捕手陣の底上げのために、コーチになってもらいたいと思っています。
まとめ:2025シーズンのコーチ陣の顔ぶれは?
ここまで、ライオンズ 2025シーズンのコーチ陣を予想してきました。
西口新監督となる、新生ライオンズのコーチ陣は、いったいどんな感じになるのか?
発表まで楽しみに待ちたいと思います!
See You Again!!
コメント