瀬戸内海のある、小豆島。
小豆島といえば、
- オリーブ
- そうめん
が特に有名だと思います。
ただ、小豆島には、もう1つ名産があり、それが、
醤油
です。
小豆島は、醤油の4大産地にもなっていて、江戸時代から醤油の名産地となっています。
では、小豆島の醤油がなぜ有名になったのかについては、小豆島の
- 季候
- 場所
などが、関係してきています。
この記事では、
小豆島の醤油がなぜ有名になのか
について解説し、
小豆島でおすすめ醤油グルメスポット
もあわせて紹介していきます!
小豆島の醤油はなぜ有名なのか?
小豆島の醤油がなぜ有名になったのかというと、
- 良質な塩を取ることができた
- 大豆や小麦を手に入れやすかった
- 温暖な気候が麹菌を育てるのに適していた
という理由が挙げられます。
ここから、それぞれの理由について、解説していきます。
小豆島では良質な塩を取ることができた
醤油を作る時に使う基本原料は、
- 塩
- 大豆
- 麦
です。
そして、醤油を作る時に、長い時間をかけて行うのが、
発酵・熟成
になります。
この発酵・熟成の時に、塩が、
他の雑菌から醤油を守ってくれる
という大切な役割を担っています。
小豆島は、醤油づくりの時に重要な役割を担っている、
良質な塩の産地として有名でした。
江戸時代には、良質な塩が幕府への献上品となっていたようです。
ちなみに、讃岐地方(香川県)で、発展していた産業をまとめて「讃岐三白」といういいます。
ここにも、塩が入っているので、それほど塩は有名だったことがわかります。
小豆島にある、波花堂の塩「御塩(ごえん)」は、
小豆島の清浄な海水から作られた人気の塩です。
大豆や小麦を手に入れやすかった
塩の他に、醤油づくりに必要なのが、
- 大豆
- 麦
です。
醤油を作っていくときに、
- 大豆のタンパク質が、うまみ成分のアミノ酸に分解
- 小麦のでんぷんが、甘みや香りのもとになるブドウ糖に分解
されていきます。
そして、小豆島は、海上交通の要所で合ったため
- 大豆
- 小麦
を手に入れやすかったという歴史があります。
特に、小豆島と交流があった九州から大豆や小麦を移入していたようです。
温暖な気候が麹菌を育てるのに適していた
醤油を作る時に、最も大切と表現されることが多いのが、
麹づくり
です。
麹菌が繁殖し、大豆や小麦を発酵させていくことで、
- 大豆のタンパク質が、アミノ酸
- 小麦のでんぶんが、ブドウ糖
に分解されていき、おいしい醤油が出来上がっていきます。
麹菌の繁殖には、適切な温度が必要となっていて、
小豆島の高温乾燥性な気候が、
麹菌の繁殖に適していました。
そして、小豆島の醤油は有名になっていきました。
小豆島のおすすめ醤油グルメを紹介
ここからは、小豆島でのおすすめ醤油グルメを紹介していくよ!
やまろく茶屋
最初に紹介するのが、『やまろく茶屋』さんです。
基本情報
住 所:〒761-4411 香川県小豆郡
小豆島町安田甲1607
アクセス:土庄港から車で約30分
坂手港から車で約10分
坂手線・南廻り福田線
「安田上停留所」下車 徒歩約10分
田ノ浦映画村
「安田停留所」下車 約徒歩16分
駐 車 場:無料駐車場有り(4~5台)
営業時間:9時00分 ~ 17時00分
定 休 日:年中無休
醤油本来のの味を感じることができる
150年以上の歴史がある醤油メーカーである、
ヤマロク醤油
が出しているカフェです。
- 卵かけご飯
- 醤油プリン
- 醤油をかけて食べるアイスクリーム
など、醤油をふんだんに使った料理を食べることができます。
卵かけご飯は、
- 鶴醤(つるびしお)
- 菊醤(きくびしお)
- 菊つゆ
という、3種類の醤油をかけて食べることができます。
どれも、ヤマロク醤油オリジナルの醤油で絶品です!
- 醤油プリン
- 醤油をかけて食べるアイスクリーム
も、それぞれの甘みと醤油の塩気が両方を引き立たせてくれています。
MINORI GELATO
続いて紹介するのが、『MINORI GELATO』さんです。
基本情報
住 所:〒761-4432 香川県小豆郡
小豆島町草壁本町1055−2
アクセス:土庄港から車で約25分
坂手港から車で約10分
駐 車 場:無料駐車場有り(10台程度)
営業時間:12時00分 ~ 18時00分
定 休 日:水・木曜日
ここでしか味わえない!?ジェラート屋さん
「MINORI GELATO」さんは、小豆島でも人気のジェラート屋さんです。
小豆島の地物をつかった10以上のフレーバーが用意されていて、
その中から、最大3種類のフレーバーを一度に楽しむことができます。
中でも、地元の醤油を使った、
しょうゆクランブル
は、小豆島ならではの人気のフレーバーです。
しょうゆクランブルは、甘さと塩味がみたらしのような味わいとなっています。
他にも、季節によっては
- アスパラガスと島レモンクリームチーズ
- とうもろこし
- オリーブ
など、ここでしか味わえなんじゃないか!?というフレーバーがたくさんあり、
選ぶのに迷ってしまいます!
瀬戸よ志
最後の紹介するのが、『瀬戸よ志』さんです。
基本情報
住 所:〒761-4411 香川県小豆郡
小豆島町安田144−80
アクセス:土庄港から車で約30分
坂手港から車で約10分
駐 車 場:無料駐車場有り
営業時間:11時00分 ~ 14時30分
定 休 日:火曜日
ご当地グルメひしお丼がおいしいお店
小豆島には、
ひしお丼
というご当地グルメがあります。
小豆島の醤(ひしお)の伝統を広めるために誕生したのが、ひしお丼で、
- 醤の郷で作った醤油やもろみを使う
- 小豆島の魚介、野菜や地元の食材を使う
- 箸休めはオリーブか佃煮を使う
という3つの決まりがあります。
そして、ひしお丼を食べることができるのが、『瀬戸よ志』さんです。
- アジフライ
- パプリカなどの野菜
が入っているひしお丼で、特性のもろみソースがかかっています。
お値段も、ひしお丼とそうめん(又はうどん)のセットで、950円とリーズナブルです!
まとめ 小豆島の醤油を楽しんでみてください!
小豆島は、古くから醤油の名産地として、有名でした。
そして、現在でも、多くの醤油メーカーが美味しい醤油を作っています。
また、
- アイスクリーム
- プリン
- ひしお丼
など、醤油を使った美味しいグルメもたくさんあり、
醤油グルメを楽しむのにはもってこいの観光地となっています。
濃厚な醤油や醤油グルメを堪能しに、ぜひ、小豆島へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
See You Again!!
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