私は、新卒で地元の市役所に入りましたが2ヶ月という超短期で退職しました。
はっきりと言えることは、公務員という働き方は自分には合わなかった
そして
合わないということがわかっていなかったということです。
私の体験をもとに
- 市役所に入った経緯
- 2ヶ月という超短期退職をしたからこそ感じることができた市役所の雰囲気
などを紹介していきたいます。
「2ヶ月で何がわかるんだ」と思う方もいると思いますが、最後まで記事を読んでいただければ嬉しいです!
今回は、
- なぜ市役所を選んだのか
- 市役所に入って感じたこと
- 市役所の仕事について
についてまとめていきたいと思います。
なぜ市役所を選んだのか
私が、市役所に入った一番の理由は地元で働きたいということでした。
というよりもそれ以外の理由はありません(笑)
地元で働きたい=市役所というような感じです。
今になって反省しているのですが、公務員一本で考えている場合でも、
民間企業の面接は受けておいた方が良かったと思います。
ただ、せっかく市役所で働くのなら、
- 市のために働きたい
- 自分なら市役所に入って何ができるのだろうか
ということは考えていました。
公務員試験も簡単な試験ではないため、就活の時期になると
- 毎日公務員試験対策の勉強
- ローカル新聞の記事などをスクラップにしてノート作り
を行っていました。(健気な努力だったなぁ)
市役所に入って感じたこと
市役所に入って感じたことは以下の通りです。
- 部署ガチャは存在する
- 独自のルールがある
その① 部署ガチャは存在する
特に行政職はどの部署に配属されるかわかりません。
私は、市役所に行政職として入りました。
行政職とは
行政事務全般に携わる職員で、採用数も一番多いです。自治体によっては事務職などという名称で採用試験があるところもあります。行政職(事務職)として採用された場合、通常は2年から3年でさまざまな部署を移動します。
https://www.lec-jp.com/
行政職とは別に技術職や心理福祉職、公安職、専門職などもあるようです。
行政職としてスタートした初日に行われたのが、部署ガチャでした。
どの部署に配属になるかは、入ってみないとわかりません。
中には毎日深夜まで残業している部署などもあるという噂もありました。
私は、その中で農業や林業、森林などに関わる部署に配属になりました。
大学時代は農学部に所属していため、こうした部署に配属になったのかと思うので、ある程度これまでの経験などが配慮されているのかもしれません。
やりたいことははっきりしており、特定の部署で働いてみたいと思う方は、技術職を目指すのも良いかと思います。
ちなみに、私は、地元の市役所を退職した後に、もう一度別の自治体公務員試験を受けた経験があります。
その時は、技術職で受験しました。
ただ、一度、公務員を短期離職してしまうと、再度公務員試験を突破していくのは、難しいです。
その理由は、以下の記事を合わせて読んでみてください。
なので、公務員試験を受けようと思っている方は、
- 本当にその職種での受験が一番いいのか?
- それぞれの職種で受験すると、どんな部署で働くかの事前リサーチ
をしてみることをおすすめします。
その② 独自のルールがある
公務員になり、最初に与えられた課題は
毎日A4 1枚分の日記を書き、上司に見てもらう
ということでした。
この課題については、私の入った市役所独自のルールであり、一般的ではないかもしれません。
日記の記入にあたって
- 鉛筆で記入
- 書き出しで1字分空ける
- 段落を設ける
- 修正テープで修正しない
などのルールがありました。
業務についての振り返りや上司とのコミュニケーションになる点については、良い課題なのかもしれませんが、今振り返ってみても
- 「手書き」である点
- 「毎日上司が確認する」点
については、意味のあることには思いませんでした。
市役所の仕事について
2ヶ月しか市役所の仕事をしていませんが、市役所の仕事を一言で言い表すと
「ハンコ&ハンコそしてハンコ」
という感じです。
とにかく、ハンコを押す回数が多い、そして、ハンコの押し方にこだわっている。
公的文書の真ん中の数センチ単位でハンコを押す位置を指摘されることもありました。
最後の方はハンコを押すという作業だけですごいストレスがかかっていました(笑)
他にも
文書の作り方などで細かい部分にこだわりすぎている。
文字の大きさや文字の配置などに特に気を配っていました。
もちろん、ハンコの押し方やしっかりとした文書を作ることも大切かと思いますが、
当時の私は細かいところに気を配りすぎてしまって、
「市民の方に行政サービスを提供し、市民の方がより良く生活できるようになる」
という本来の目的を見失ってしまっていたように感じます。
そして、最終的には、市役所での仕事に区切りをつけて、2ヶ月という短期での退職を決断しました。
なぜ、市役所を短期で退職しようと思ったのかは、以下の記事をあわせて読んでみてください。
まとめ 自分に合った仕事をしていくことが大切
市役所を退職した後も
- 転職先の会社で何人もの公務員の方と仕事をした
- 手続きを行う際に市役所の方にお世話になった
中で、やりがいを持って働いていらっしゃる公務員の方も多くいらっしゃいました。
私が仕事として、公務員が向いていなかっただけで公務員そのものが悪いとは思っていません。
公務員を目指す方も公務員を目指すか迷っている方も自分の心のコンパスに従って決断していくことが重要だと思います。
See You Again!!
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