短期退職を考える時、
仕事がつらいけど、短期退職をして本当に大丈夫だろうか?
と思ってしまいますよね。
私は、新卒で入った市役所を2ヶ月で短期退職しました。
もちろん、短期退職をすることへの不安はありましたが、
今では、人生にとっての重要な経験だったと思えるようになっています。
そして、なぜ短期退職をする決断ができたかというと、
退職した後の見通しをある程度立てることができていたからです。
この記事では、新卒を2ヶ月で退職した私の経験をもとに、
- 短期退職する際に感じる不安
- 短期退職した後に実際に行ったこと
を解説していきます。
特に、新卒での短期退職を考えている方にとっての選択肢の1つとして、
参考にしていただけると嬉しいので、ぜひ、最後まで読んでみてください!
短期退職に対する不安
短期退職をすると不安になるのが、
- 金銭的な不安
- 次の就職に対しての不安
です。
金銭的な不安
短期退職をする場合に、一番不安になるのが、金銭的な不安です。
もちろん、退職すると収入がなくなってしまいます。
また、退職した後の、社会保障制度として、「失業保険」がありますが、
短期離職の場合は、「失業保険」を受給することができないというルールになっています。
<失業手当が受け取れる雇用保険の条件>
マイナビ転職
離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間(※)が通算して12カ月以上あること
新卒で入った会社を1年未満、かつ自己都合の離職については、失業保険をもらえません。
そのため、金銭的な不安を解消するには、
- すぐに次の仕事に就く
- アルバイトをする
- 親や家族に支援を頼む
という方法があります。
私の場合は、当時、すでに結婚していたのですが、妻も安定的な仕事に就いていなかったので、
- アルバイトをする
- 親に支援を頼む
ことで、金銭的な不安の解消を行いました。
- 短期退職の場合は若さもあるので、再就職するまでに余裕がある
- 一度社会に出た経験を踏まえて、色々とチャレンジしても良い
と思うので、他の方法で金銭的な不安を解消できるのなら、
すぐに、再就職する必要はないと考えています。
次の就職に対しての不安
短期退職してしまって、次の仕事が見つかるかわからない・・・
短期退職をすると、どうしても気になるのが再就職への不安です。
ただ、今は、第二新卒市場が活発であり、
- 熱意やポテンシャル
- 入社への意欲
などをしっかりと伝えることができていけば、再就職も可能となっています。
私も、新卒を2ヶ月で退職した後に、正社員として再就職できています。
ただ、就職面接では、必ずと言っていいほど、短期退職については聞かれるので、
短期退職をしたことを反省しつつ、前向きに新しい仕事をしたいという熱意
は、自分の言葉で話すことができるようになっておいた方が良いです。
また、短期退職をした後に、
- 資格取得
- アルバイトやボランティア活動
などを積極的に行い、自分のアピール材料を作っておくことも大切です。
また、私の場合、市役所を短期退職した後に、再就職先として、別の自治体を就職試験を受けたことがあります。
就職試験の面接の際に、同じ公務員を短期退職をことが、かなりネガティブな印象となっていると感じました。
他の業種については、わかりませんが、公務員を短期離職した場合、公務員として再就職するには、
ハードルが高いように思います。
再就職先として、別の自治体の試験を受けたときにことについては、こちらの記事をあわせて読んでみてください。
短期退職した後に実際に行ったこと
短期退職をした後に、どのような行動をしていくかは、その後の人生において大きな意味があります。
なぜなら、一度、社会に出てみたからこそ、
- 自分が今後どうなっていきたいか
- そのために、何をしたらいいか
をより明確に考えることができるからです。
ここからは、短期退職した後に、実際に私が行ったことを紹介します。
1つでも皆さんの参考になれば嬉しいです!
資格の取得
私は、短期退職した後に、
高校教員の免許取得
のために、通信制の大学に通いました。
以前から、興味があったのに、一歩踏み出すことができなかったことでもあります。
社会に出て、働いてみたことで、教員という道が、自分にとって本当にやってみたいと思えるようになったことも、教員免許を取得することを後押しました。
短期離職した後の就職の時には、教員とは別の道に進んでしまいましたが、
現在、非常勤講師として働いており、教員免許取得が役に立っています。
実際に働いてみた後に、本当はこれがやってみたかったと思えることがある場合、
資格取得をしておくことで、就職の時には大きな強みになります。
アルバイトをする
アルバイトについては、金銭的な不安を解消するという面でも行っていました。
ただ、どんなアルバイトでも良いというわけではなく、
次に自分が目指すべき道に対して、意味のあるアルバイトを行うのがおすすめです。
私の場合、次の自分の目指す道として、教員がありました。(結局、当時は教員にはなりませんでしたが・・・)
そのため、
- 塾講師
- 児童館
でアルバイトをしていました。
どちらも、子どもたちと関わる仕事であり、教員を目指していく上で必要だと思ったからです。
再就職の面接の時にも、アルバイトの経験ではありますが、
その中で工夫したことなどを説明する機会もあるので、アルバイトはやっておいて損はありません。
まとめ 短期退職も1つの経験と捉えるようにする!
新卒で入って、短期退職をすることで、人生終わり、なんてことはありません。
もちろん、新卒で入った会社などが、自分にとってぴったりと合っているに越したことはありませんが、
短期退職をする場合でも、その経験をどう活かしていくか
が大切です。
- 働いていく中で何が嫌なのか
- 仕事に対して何を求めているのか
などは、実際に働いてみないとわからないことです。
新卒で入った会社は、数ある中でのたった1つのでしかなく、
短期退職した経験をしっかりと活かして、今後の人生に役立てていくことができれば、
より良い仕事に出会うことができると思います。
そのために、短期退職をする場合には、しっかりと先の見通しは持っていくようにしてください。
こちらの記事では、短期退職をする時に実際に私が行ったことを紹介しています。
実際に短期退職をしようか迷っている方は、ぜひ、あわせて読んでみてください!
See You Again!!
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